鉄橋が逆光に照らされている。
会いたい人に、会いたいと願いながら鉄橋に向かう道。
鉄橋まで行くにはだいぶ川沿いを歩く。
土手で休みながら、てくてくと鉄橋の側の街までいく。
やっと街につき、会いたい人を喫茶店でひたすら待つ。
2時間たっても現れない。
お土産もまちくたびれる。
飲み物も底をつきた。
仕方ない。
店をでる。
おひさまは傾いている。
街から家まで歩いて帰っていく。
逆光に目をかすめる。
さようなら鉄橋。
ありがとう鉄橋。
ぼちぼち歩いていくしかない。