いちごのつぶやき

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君はいつも低空飛行だね

言われて悲しかった一言に「君はいつも低空飛行だね」がある。

一生懸命働いている職場の上司に言われたのだ。

その後のフォローがあれば傷ついていなかったかもしれない。

もっと高く飛べるはずとか、ここからが楽しみだとか。。。

しかしフォローのないまま、その上司の言動は自分にとって最悪のものになっていった。

世の中は不思議なもので、その人はめきめき昇進していった。

その度に私の頭の中には疑問が湧いた。

ここで働き続けるべき??

このまま何年一緒に働くの?

嫌になりだすと、まともな発言もまともに聞こえなくなっていた。

そして、何をするにも無理だ嫌だという悪循環に陥った。

この上司の言葉はついに受け入れられなくなったのだ。

 

この上司から離れなければならない。

会社をやめようか。

しかし、奨学金を返している最中。

なんとか思いとどまった。

好きな仕事を離れるのに躊躇もした。

どこへ行っても同じというアドバイスもあった。

 

そこで、違う世界に身を置いて少し会社との距離をとるため社会人学生を経験した。

仕事ばかりでは、自分が滅びてしまいそうな気がした。

仕事以外に自分の世界を広げると、上司の言動もましに思えた。

しかし、改善されるたとまでは思えなかった。

昇進するってことは、会社にとっては問題のない上司なのかもしれない。

でも自分にとっては「ない」と言い切れる人だった。

 

数年が過ぎた時、ふとこの上司が仕事をやめた。

教師になると言ってやめたのだ。

教師????

いろいろ疑問に思うところはあるが、それぞれの人生だろう。

その後、職場に違う風が吹き出した。

たった一人でこんなにも社風が変わるのかという具合だ。

振り返れば出入りの激しい会社だ。

人が流動することで変化がある。

当たり前かもしれない。

でもあれ以上の変化は今のところない。

 

この問題はたまたま自分と上司が合わなかっただけかもしれない。

はたまた上司と会社が合わなかっただけかもしれない。

数年が過ぎたが、今でもいろいろな場面を思い出すことがある。

振り返れば、よい経験だたのかもしれない。

まだ自分の中では、疑問があり解決してないこともあるが、会社や世の中は動いている。

これで自分の思いに一区切りをつけるために公開。