以前に仕事を一緒にした方の話。
その方は3まわり以上年上だったと思うがとても背筋が伸びていて、元気だった。
小柄なのにどこにそんな馬力を秘めているのか気になった。
大変な仕事もしっかりと確実にされていた。
ある日の休憩時間に、そのパワーの源はどこから来るのか聞いてみた。
その方はまずお連れ様(妻)のことから話して下さった。
妻の家系はすべてガンになって亡くなられているということ。
両親も兄弟も姪も甥もガンになったと。
そして、妻もガンになる恐怖に怯えているという。
怯えながら暮らす妻をみてなんとかしなければと思い立ち、健康のこと、ガンのことを考えるようになったそうだ。
まずは癌封じと思って調べたがどれもお金が非常にかかる。
そこで、日々口にするものに気をつけながら、楽しく前向きに暮らそうと話し合ったそうだ。
背筋が伸びているのは、落ち込まないようにしているとのこと。
前を向いて、感謝して、仕事をして、生きていると。
そして、働ける間は仕事をやめたくない、生涯現役を目指しているため、健康は必要だと教えて下さった。
今振り返れば生涯現役のために健康を目指すことは素敵だと感じた。
当たり前にある毎日は当たり前じゃない。
一日一日を大切に生きたいと感じた。
食べものに関して。
いろいろ食べているが、一番元気になったのは根菜類とのこと。
根菜類を大鍋でグツグツ煮て、煮汁もいただいているとのこと。
それも毎日だ。
これで、お連れ様は30年以上ガンにならず元気にしている。
お互いに元気なので、仕事したり、孫をかわいがったりして楽しく暮らすことができているらしい。
これには個人差があるし、必ずしも効果があると言えないが、実践の事実が私の記憶に刻まれた。
根菜類は土の中の小さな養分を吸ってゆっくり育っているからよいと考えているとのこと。
根菜類、大根、人参、レンコン、ごぼうなどだろうか。
私も今日は筑前煮にして、根菜類を食べよう。
煮汁もいただこう。
やはり少しでも健康でいたいのだ。
少しでも笑って前を向いて、生きたいのだ。
たくさんのお話をありがとうございました。
また、目標ができました。
[rakuten:futon:10026765:detail]