ほんとにやる気がなかった時→ボルダリング

本当にやる気がなくなると生きる力が湧いてこない。

仕事に行く足が重く、仕事に行ってもテキパキできなかった。

顔色が悪くなり、頬がコケてきた。

髪の毛が細くなり、少なくなり、ぱさついた。

髪の毛をカットしに行く気力がなかった。

お風呂に行くと異常に疲れた。

何をするにも準備をするだけで異常に時間がかかった。

買い物をするのが苦痛であった。

料理をするのが苦痛であった。

食べるのが嫌だった。

何を食べても美味しいと感じなかった。

人に会うのが嫌だった。

計画をたてるのが嫌だった。

そう、すべてが嫌になった。

酷いときはカーテンが開けれず一日を過ごした。

体重が落ちた。

筋力も落ちた。



そんな時にであったのがボルダリングだった。

這うようにボルダリングの体験に行った。

いろいろなレベルの人がそれぞれ楽しんでいた。

違う世界が小さな部屋に広がっていた。

壁に登れる人数が決まっているので、嫌でも人との調整が必要だった。

そして、筋力がないと登れない。

しっかり食べて普段から筋力をつけておく必要があった。



すぐそこに見えているゴール。

ゴールまで辿り着くと嬉しかった。

開放感が漂った。

次の目標が決まった。

少し回数を重ねなければゴールはつかめなかった。

登る前に何度もイメージトレーニングをした。

そして、またゴールにたどり着いた。

やはり嬉しかった。

できないことができる時、こんなにうれしいことはない。


ボルダリングに必要なシューズを買いにいった。

少し登れるようになると欲しいものがでてきた。

チョークを入れる袋、テーピング、専用のバッグ、タイツ、コールドスプレーなどなど。

また、メガネよりコンタクトレンズの方が登りやすいので、こちらも購入した。


登れると、さらなる目標ができる。

いくらでも難しいコースはあった。

登れる人の見学をするようになった。

登れる人の動きを真似てみた。

登れる人の挑戦を見習いたいと思った。

誰が目標に達成しても拍手があった。


こうやって少し気力が戻ってきた。

ほんとうにやる気がなく、生きる気力がなくなった時に出会ったボルダリング

ありがとう。

また、いつか元気がなくなった時、小さな挑戦、小さな一歩を踏み出そう。

小さな一歩が道を作っていく。