左利きって駄目ですか?
今は左利きも良しとする時代ですが、いつの時代も良し悪しは人それぞれ。
私は左利きなのですが、小学生の時、鉛筆を用いて「あ・い・う・え・お」を習うところから苦労しました。
先生がなんとしても右利きで書くように指導されたのです。
きっと先生なりの考え方をお持ちだったのでしょう。
しかし、家では右にかえることなく左を使っていたため、右で書くことに馴染みがなく、なんともしんどい思いをしました。
あの使いたい方の手を使えなかった気持ち、辛さ、しんどさは忘れられません。
指摘を受けると、左から右に鉛筆を持ち替えてひらがなを練習する。
うまく書けない。
鏡文字になる。
「ぬ」なんて何を書いているか分からない。
親に相談するものの、家では左でいいけど、学校では。。。というイマイチな環境。
学校の方は?
そんなこんなで、親は先生に相談に行った。
親は先生に子供が左を使いたいと言ってる旨を伝えるも、先生は習字やノートの使いやすさから右で書いてほしいとのこと。
左では教えにくかったのかもしれません。
私は必死で右利きになるよう練習しました。
字はなんとか右で書けるようになりましたが、すごい姿勢で鉛筆を強く強く握りしめて、すごい形相で書いていました。
小学生から肩こり満点。
目力100%といった感じです。
しかし、お箸、絵を書くこと、ラケット、包丁などなど、結局すべてを右にすることはできず、今に至ります。
先生の影響で右利きになったのがよかったのか悪かったのかは不明ですが、文字がかけるようになったので、そこはよかったです。
でも、無理に治すことの意味がわからなかったのも事実です。
大人になり、30歳以上年上の方が左手で、きれいな字を書かれていた時は衝撃を受けました。
左のままでいいじゃないかと正直思いました。
左を忌み嫌う時代はなんだったのだと思いました。
その先生はさらに20歳程年上の先生だったので、考え方も違ったのでしょう。
左利きでもいいじゃない。
使いたい方の手で一生懸命書く。
それが一番大事だと思うのです。
いろいろな思いが混じり合って右で字を書き、左で絵を書く。
右でラケットを持ち、左でラバーを握る。
ちょっとしたことは両方使えますが、下手です。
左利きは天才を信じて頑張ります!!!
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左利きの世界が広がりますように。
強いて言えば右も左の住みやすい世界ですね。