車屋さんとプライベートで遭遇

とあるラーメン屋を訪れたときのこと。

いつもお世話になっている車のディーラーの担当さんとばったり出会った。

正確には出会ってしまった感じ。

こちらは思わず、こんばんは、いつもありがとうござい。。。と小声で会釈。

しかし、お相手は気づいておられないのか息子と思われる方と素通り。

あら?気づかれてない?

真正面だけど?

10年近くお世話になってるけど、覚えてないかもしれないな。

ちょっと動揺したものの、冷静に考えてみた。

プライベートだから覚えてる覚えてないは別にして、プライベートと仕事を切り離しているのかもしれない。

せっかくのプライベートの時間は仕事を忘れたいのだろう。

会釈だけして、お店の方に席を案内してもらった。

すると、ディーラーの担当さんが通された席が私の隣のボックス席。

なんと間の悪い話。

私の座っているボックス席から、担当さんのボックス席がめちゃくちゃ視界に入る。

忘れよう。

今日はラーメンを食べに来たのだ。

気にせずラーメンを頼む。

なんだか担当さんを視線に入れては駄目な気がした。

だから、一緒に行っていた家族と必死に話す。

そして、一生懸命ラーメンを食べた。

距離にして数メートル。

このプライベート問題はどうなのでしょう?

せっかくのプライベートだから、仕事関連の会釈は不要?

以前に医者が病院の外で先生と言われるのが嫌だと言っていたけども、それと同じ感じなのか。

病院外で会えば◎◎さんと言う切り替えがいるのだろうか。

私は医者でも先生でもないけども、もしそうだったとして、プライベートで先生と呼ばれるとどうなのか?

大声で先生と呼ばれると、急にまじめモード、仕事モードになるのかもしれない。

また、医者や先生など自分が納得している仕事の敬称ならいいのかもしれない。

人によるだろうし、難しいと感じた。

でも、自分の中で少しひかかっていた。

挨拶くらいはあってもよかったのでは?と考えてみたり。


一ヶ月もしないうちに車の点検でディーラーへお邪魔した。

その時は、ラーメン屋の人とは別人のようで「いつもありがとうございます。困ったことはありませんか」と来てくれた。

当たり前だが、ディーラーの中で会う担当さんになっていた。

ラーメン屋の素通りが一瞬頭をよぎったが、もう忘れよう。

今日は車を点検しに来たのだ。

目的を達成すればいいのだ。

時間が経つにつれて、こちらの心のわだかまりも消えていった。


さらに数年が流れた。

10年以上乗った車にさよならして、新しい車を買おうとしていた。

もちろんお世話になったディーラーも購入先に考えていたが、心機一転、別の車屋で車を探してみようと思った。

そこで、新しいディーラーを気に入り今回はそこで購入した。

今は新しいディーラーで、あれこれ楽しみながらカーライフを楽しんでいる。

車を買うとずっと乗るスタイルなので、こちらのディーラーとも長い付き合いになるのかもしれない。