いちごのつぶやき

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親がすすめる結婚

人生の3大行事とはなんでしたか?就職、結婚、それから??

出産ですか?それとも退職?

退職ではないか。。。

今なら第2の人生とか、副業とかもあり得るかもしれないですね。

よく親から聞いていたように思うのですが、思い出せない人生の3大行事。

 

男の人を選ぶなら三高は覚えています!!!

背が高い、給料が高い、学歴が高いですね 。

こちらは死語になっている気がしますが、根強く残っていそうな気もします。

お金はないよりある方がいいですもん〜。

 

私の母親の口癖は普通じゃなくていいでした。

普通は目立たない、普通は面白くない。

でも普通とは?

結婚することは普通?

この普通はひとそれぞれ異なります。

だから、普通を目指すのが大変な人もいれば、

生きてるだけで普通ということもあり得るように思うのです。

 

そして、母親のもう一つの口癖は普通に働けていることに感謝しなさいです。

きっと前者の普通と後者の普通は違うものでしょうね。

普通に生きなくてもいいけど、普通もいい。

普通が幸せ。

 

そんな口癖から始まって、私の結婚の話。

私はなかなか結婚しませんでした。

親が焦るのもよくわかるほど、結婚をした時期は遅かった。

普通じゃなかった。

その結婚を巡って、親と不仲になってしまい、今があります。

そう考えると、人生の3大行事は正しいですね。

今まで普通に仲が良かった親子が不仲になるほどの行事が結婚なのですから。

学生生活、仕事、社会人学生など、結婚より大きな動きをしたように思うのものでも、親子の不仲は勃発しませんでしたから。

 

親は結婚をして当たり前=普通=幸せという考え方なのかもしれません。

私が結婚をしないことに、ある日突然焦りだしました。

本当に突然でした。

それまでは放任主義、結婚するしないはご自由にと言った感じでしたから。

さらに、今まで普通じゃなくていいと聞いてきたから、

結婚についても別にいいやくらいの気持ちで年を重ねていました。

 

結婚ではないけれど、お付き合いについて声をかけていただいたことがあります。

その声をかけて頂いた多くは、結婚をしない子供の親からでした。

よって、自分の親世代の人から、結婚する気があるなら私の息子に会ってみないと言われる感じです。

でも、人見知りの激しい私はなかなか仲良くなれず、親世代の人とは仕事もできるのに、自分世代の付き合いは苦手でした。

 

女性はクリスマスケーキだから25歳までに結婚をしなさいと教えてくれた人もいました。

24,25歳を過ぎると超絶に結婚できなくなると。。。

売れ残りですね。

そこから10年以上結婚しなかったから、ケーキは完全に年を越してしまったどころか、正月の三が日も過ぎ去りといった感じです。

もう食べられないケーキ状態ですね。

 

しびれを切らした親が勝手に結婚相談所への申し込みをしてきました。

高いお金を払ったようです。

きっと、その時はなんとしても結婚してほしかったのでしょうね。

親ですから、私の幸せを願ってくれていたのでしょう。

知らない間に動いていく自分の人生。

自分の気持ちとズレが生じていたのは多いにあります。

 

結婚する、しないは自分で決めたい。

親に結婚相手を決めてほしくない。

そして、親には見守ってほしい。

それから、今の自分でも十分幸せだよという気持ち。

親の焦りを感じていた私は、上のような気持ちを伝えていたのですが、

平行線をたどったまま、親の動きと自分の動きは交わることなく進んで行きました。

 

結婚相談所に申し込みをしてから数年間。

何度もおすすめの紹介をいただきました。

はじめは目を通していたお相手の資料、でも、これだけでは決められない自分。

絶対に前に進んで行けない自分がいました。

ついに送られてきた資料の封を切ることも、中の資料を見ることもできないくらいになりました。

親は相談所へお金を払い続け、私の幸せを願ってくれていたようです。

結婚相談所を利用したものにはなりませんでした。親の思ったものにもなりませんでしたが、自分で一歩進みだしました。

 

今は、親に感謝しています。

ありがとうって思います。

だって自分を育てた人ですから。

 

自分で決めた今の道を親がどう思っているのかなど気になる時があります。

でも今は自分で一歩一歩進んでいます。

親の気持ちがわかる時が来るのか

いつか歩み寄れる日々が来るのか

今のところ不明です。

人の気持ちは難しいと感じる日々です。

普通でない親子関係になりました。

この普通も形はそれぞれですからね!

と自分に言い聞かせています。

 

自分の道が正解かどうかわからない

でも、これは人生が終わるまでわからないのかもしれません。

 

何気ない日々に親のことをよく思い出します。

料理をしている時。

方言が出た時。

食べ物の好みを思う時。

昔に連れて行ってもらったところを思い出す時。

懐かしい日々と母。


親にありがとうを重ねながら今日も1歩。前進します。