いちごのつぶやき

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今週のお題「下書き放出」

今週のお題「下書き供養」

いつも下書きにはたくさんの書き損じが入っている

そう、思っては書いて

書いては止まって

読み直しては公開する勇気がわかずの繰り返し

でも、いいじゃないですか

時には軽く下書きを放出しても

って時に今週のお題ですよ

そう、下書きを放出しましょう〜

 

花の話

私には忘れられない花がある

ディモルホセカとヤグルマギク

なぜ忘れられないかというと母がベランダで育てていたからだ

しかも鉢でかなりの量を育てていた

ある日、ヤグルマギクの種を買って来た母

この花はかわいいよと話しながら種を播いた

そして、1週間ほどすると双葉が出た

そして、その後、鉢でぎゅうぎゅうに繁茂している

これではカイワレになるぞ

そう思って学校へ行き帰って来ると

カイワレにならないよう、適度な大きさの鉢に距離をとって植えられていた

みるみるうちに葉は茂り

ほとんどの葉は大きく立派になった

鉢の端のものも少し遅れて大きくなった

そして、だいぶ鉢が狭くなりかけた頃

上に伸びだした

そこから少し時が流れ

まず、てっぺんの花が咲いた

そして、横から横から花があふれるように咲きだした

その年、ヤグルマギクはベランダを花畑にした

毎日の水やりが楽しかった

せまいベランダで体に触れて花茎が折れると花瓶にいけた

来客の方が花を見てきれいねと言われると

切り花や鉢をおすそ分けした

どんどん花の輪は広がり

学校にも持っていった

あの日の花畑が忘れられず

何年ぶりだろうか久々に種からヤグルマギクを育てた

 

難しい

なかなか大きくならない

秋に播いた種は冬を超えて

やっと、やっと、一輪咲いた

青がすごく美しい

そして懐かしい

また、花びらの切れ込みが美しい

自然は、やはり美しい

この青は母が育てていたあの青と同じだ

心がざわざわした

元気にしているのだろうか

そう、きっと今もヤグルマギク、そして、花が好きな母だろう

私は思い切って花を届けた

自分自身もヤグルマギクはこれからも好きな花になりそうだ

冬を超えてたくましく咲く花

神秘のブルー

バチェラーボタンともいうらしい

素敵な花だ

まだまだ咲き乱れるだろう

 ありがとう、ヤグルマギク

 

もうひとつ好きな花

それはディモルフォセカだ

この花の名前は最近になって知った

この花もやはり母と育てた

ベランダの壁に吊るした鉢に植えた

その花は、次から次へと下に茎を垂らしながら

花を咲かせる

淡い紫色

鉢から1m程垂れた

こんなにあるれ出す生命力

小さな鉢でも咲き続けてくれた

栽培の最後の方は水やりに追われた

名前も知らない花はベランダを花盛りにした

どんどん花が好きになった

道行く人にも褒めてもらった

 

あの記憶があるから今も垂れて咲くディモルフォセカが好きだ

そっくりな花にオスペオスペルマムがある

ほんとうに似ている

ひょんな事から今年、このオスペオスペルマムを育てることになった

我が家にやってきた花は

あの日を思い出させてくれた

そうそう、こうやって垂れながらいくつも花をつける

花の咲き始めと、咲き終わりでは色が変わる

これもまたいい

 

今年はヤグルマギクとオスペオスペルマムを育てることになり

さらにこの花々が好きになった

あの日のように花畑とまでは行かないけれど

だいぶきれいに咲いている

 

これからも花を育てていこうと思う

あらっ???

今週のお題がかわっている

まぁいい

せっかくなので公開しよう〜