以前に自然をいただくってことでヨモギと椎の実(ツブラジイ)を書いた。
今日は若布ワカメからスタート。
偉大な自然の恵みをいただいたのである。
ワカメは海に行った時に出会った。
もちろんワカメは海にあるもの。
ワカメはゆらゆら揺れる昆布状のものって知っていたが、海岸に流れ着いたワカメを見てびっくりした。
長くて、茶色くて、ゴツゴツしているものが大量にある。
これは食べられるものなのか?
いつも食べているワカメはこれ??
海水浴場に鬼のように流れ着くワカメ。
足に絡まり、岸に打ち上げられている。
そして、親がワカメを拾おう!と立ち上がる。
あっという間にスーパーの袋に一杯分もいただいた。
ずっしり重い。
これが食卓に並ぶワカメとはどうしても思えなかったが自然の重みを始めて感じた。
家に帰ってからは、ワカメの処理が始まった。
茹でたり、干したりして、まずは一部をいただいた。
茹でると茶色から緑に変化し、いつものワカメになった。
弾力があり、とてもおいしい。
海の香りがいいのだろうか。
買うものとは一味違う。
量も半端なく多かったので、ワカメ好きの私は遠慮なくいただいた。
それでもまだまだ食べきれない量であった。
持ち帰りすぎたのだろうか。
ちょっと心配になったが、持って帰ってもいいものだそうだ。
岩についている物を剥ぎ取って持って帰るのは駄目らしい。
よって流れ着いたものならOK。
なんと人にやさしいのだろう!
泳いで、楽しんで、ワカメをとって、お土産にする。
泳いだ思い出より、ワカメの思い出が残った。
親はなぜワカメを知っていたのだろうか。山育ちだと思っていた。。。
食に関するアンテナはすごい親である。
また、海に行くことがあればワカメも見つけるのだ!
と言っても近くに海がないので当分お預けになりそう。
偉大な自然の恵みをいただいた思い出である。