退院する日、とてもお世話になった看護師さんから
「今日はとてもきれいです!」と言ってもらった。
とても嬉しかった。
うまく歩くこともできず、お風呂までは車椅子。
朝起きて、検温、血圧、検査、お風呂、お昼、昼寝、血圧、検査、夕食、就寝の繰り返し。
入院生活はありがたくもあり、大変だった。
最後の日は、感慨深いものがあった。
生きるということがどんなに大切か。
退院が決まった今日は、髪の毛を整え、チークを使って、日焼け対策もしている。
入院中は気にしない、たくさんのことをしていた。
そこを逃さず声をかけてくださったのだ。
退院の日に大好きだった看護師さんからの嬉しい一言。
その看護師さんはいつも低姿勢で優しかった。
伝えることははっきり伝えてくれた。
そして、いざという時のパワーはどこからくるのだろうというくらい強かった。
そしてすごくかわいく、きれいな人だった。
たとえお世辞でも嬉しかった。
お世辞でもこの自分に大きな嬉しさをくれた。
きっとたくさんの患者さんを救っているのだろうと思った。
これからも頑張ってください。
何百人という看護師さんがいる大病院。
大変な方がたくさんおられる大病院。
しっかり前を向いて仕事をされていた。
そして、一人ひとりへの気配りがすごかった。
恐らく年下の方だと思うが見習いたいところがたくさんだった。
働けるようになったら、仕事との向き合い方を見直そう。
退院とともに踏み出す勇気をくれた。
ありがとう。
追記:退院して一年以上経ったとき、ふと出会った。
商店街ですれ違ったのだ。
大荷物の自分、子連れで汗だくの自分。
そこになんとなく見覚えのある看護師さん。
私服だけどなんとなくこちらを見られているよう。
少し会釈して過ぎ去った。
この一年に感謝して、また気持ちが前向きになった。
ありがとう。
入院してよかったこと、すごい看護師さんに出会えたこと。