いちごのつぶやき

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メダカさん ごめんなさい。

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メダカさんの話。

itigo77.hatenablog.com

 

メダカは少し遠出した時、ある道の駅で出会った。

道の駅では野菜やお菓子をよく買うけども

その時はメダカを買うという。

え????

生き物だよ。

こんな遠くで買って、帰り大丈夫?

車で揺られて、メダカが酔わない?

少しの時間なら大丈夫だろうと。

そこで、メダカを飼うことになった。

 

素通りしていたメダカのケース。

急にかわいく見える。

あれこれ見て、5匹ほど入っているケースを購入。

道の駅の方が、持って帰れるように包装してくれる。

 

その後、メダカと暮らす生活が始まった。

新しい仲間は、家族に元気をくれた。

ベランダに出るとメダカが顔を出してくれる。

寒さにも強いメダカ。

バケツでも頑張ってくれるメダカ。

みるみる大きくなった。

エサも元気に食べていた。

しかし、5匹いたメダカは少し減っている。

どうも3匹しかいない。

 

その後、2匹しか確認できなくなる。

どうも1匹は隠れているのか、なかなか顔を出しに水面に来ない。

きっと、安全第一でやっているのだろう。

水面付近は危険がいっぱい。

そう思いながら、ぽちぽち餌やり、水足し、たまに増えすぎた藻を避ける。

水槽管理はこれくらいだった。

 

そして、子供がたまに餌やりに参加。

口酸っぱく、多い餌はダメと伝えていた。

しかし、いつも少し多め。

まぁ、あまりに多い日は余った餌を取り除く。

そんな日々が続いた。

ある日、卵を見つけ、孵るのを楽しみにしていた。

 

しかし、やってしまった。

ベランダに出ると、バケツいっぱいに餌がまかれている。

エサで水面が見えない。

そして、エサの入っていたケースがバケツに放り込まれている。

頭が真っ白になった。

あわててエサを取り除き、水を半分ほど交換した。

しかし、大量のエサは藻に巻きつき、全部は取ることができない。

どうにもならなかった。

卵のことを思うと、藻をすべて捨てるわけにもいかない。

 

こどもにエサをやったか聞いても、イマイチうまく答えられない。

エサを子供の手の届くところにおいていた自分のミスだ。

きっと子供がやったのだろう。

なんとか生きてくれと願った。 

メダカさん、頑張って。

水質が急変したけど頑張って。

 

しかし、ダメだった。

当分、生き物を増やすことはダメだと思った。 

はるばる我が家にやってきてくれたメダカ。

せっかく生んでくれた卵。

次の命をつないでいくはずだったのに、ごめんなさい。

どうすることもできず、水足しだけやっていたが、水質悪化はひどくなり

完治することはなかった。

 

ついにバケツを掃除する必要があるところまできてしまった。

さようなら、すべて。

もうメダカはいない、コケも藻もミジンコもさようなら。

 

リセット。

 

これはもうだいぶ前の話。

やっと心の整理ができたので公開。

メダカを見ると、あの大量のエサがフラッシュバックする。